Pococha presents! もとかの × ゆうこす 〜これからのライブ配信についてエトセトラ〜【後編】

321inc.ファウンダーとして、ライバーカルチャーを各視点から盛り上げる“ゆうこす”と、KOS所属のタレントとしてトップライバーにも上り詰めた経歴のあるインフルエンサー“もとかの”に、ライバーカルチャーのこれからや、インフルエンサーとライバーの違いなどについていろいろと取材してみました。
後編はもとかの × ゆうこすの対談!
ライブ配信とインフルエンサーの関係性や、業界の今後の話──。
二人で語り尽くしちゃいます!
What’s Pococha?
DeNAが運営するスマホで誰でも気軽にライブ配信を楽しめるアプリ「Pococha(ポコチャ)」。ライバー(配信者)とリスナー(視聴者)のつながりを大切にしており、フレンドリーなコミュニティは居心地が良いと評判!
──お二人の出会いを教えてください。
ゆうこす 「もとかのちゃんとはオーディションで初めて会ったのですが、透明感があってかわいいなと思ったのと同時に、体力がありそうだなと感じました。やっぱりインフルエンサー活動をするにあたって体力があることって一番大事な部分だと思うんです。特にもとかのちゃんの時代はYouTubeだけ、とかTikTokだけ、とかではなくいろいろ同時並行でマルチに配信していかないといけない中で、実際もとかのちゃんは大学へ行きながらすべてをこなしていったので私の目は間違っていませんでした(笑)」
もとかの 「私、オーディションで泣いちゃったの、覚えてますか(笑)? 面接の時にゆうこすさんみたいになりたい! って伝えたのですが、当時フォロワーが1000人ほどしかいないSNSでそれを言われても努力しないと難しい、とビシッと言われて〝たしかに……〞と思って、泣いてしまったらゆうこすさんに笑われたんです。けど、そこでライブ配信は向いてるかも、と言われて……」
ゆうこす 「他の面接を受けにきた子達は緊張している中で、急にえ〜んって泣き出したんですよ。この子なんかかわいいな、愛嬌があるなって思ってライブ配信に向いてるかもって思ったんです」
もとかの 「泣いたのは緊張していたからってのもあります(笑)!」
──なんでタレント志望のもとかのさんにライブ配信を勧めたんでしょうか?
ゆうこす 「タレントやインフルエンサーになりたいって思ったとしても常に応援し続けてくれるコアなファンって絶対に必要で、私はそのファン作りにライブ配信って欠かせないと思っているからです。配信を続けることって、体力作りの面でもそうですしファンの方との関わり方や自分の見せ方を学べるいい機会なんですよね。配信中は、ファンとリアルタイムで会話できるくらい距離感が近いからこそ、応援してくれる人を大切に思えるようになるのもライバーならではの価値観だと思います。例えば、急にTikTokやInstagramの投稿などでバズってファンが一気に増えたとしても、そのファンの人がどんな人なのか、何を求めているのかって解読しづらいですよね。その反面、Pocochaで約3年間しっかりと土台を作って、ファンとの関係性を築き上げたもとかのちゃんだからこそ今があると思いますし、これからもきっと強いだろうなと思います」
もとかの 「そうですね、やっぱり今でもPocochaのリスナーさんたちは強い味方なのでライブ配信をやっていて良かったなと思います。今でも自分が不安な時や、仕事でうまくいかなかった時に、不安を口に出せたり、こんなに頑張ったのに! って不満をぶつけたりできる、Pocochaというホームがあるのはとても安心します」
ゆうこす 「ファンというかもはやチームなんですよね、こうやって仲間作りができるインフルエンサーはなかなか貴重だと思います」
──もとかのさんのようにライバーとしてもインフルエンサーとしても活躍している方は他にもいるんですか?
ゆうこす 「もちろんいますよ! けど多くはないです。ライブ配信が得意だけどSNSをやっていない方や、拡散力はあるけどライブ配信が苦手、というどちらかが強いって人の方が多いですね」
もとかの 「インフルエンサーの方ってライブ配信が苦手な方が多いですよね。視聴者とコミュニケーションがうまく取れないって言っている人が多い印象です。ライブ配信も、台本を用意して〝やります!〞って告知してから配信することが多かったりして、長く続かないことが多いんですけど、私はライブ配信から入ったので、この立ち位置にいられるんだなと思っています」
──ライバーとインフルエンサーの兼業が今後増えてきそうですね!
ゆうこす 「そうですね、そういったライバー・インフルエンサーが増えていくことで、更にこの業界が盛り上がったらいいなと思います! 少し前に芸能人がYouTubeを始めたら落ち目とか言われていたのが、今はYouTubeをやっている方が当たり前になったように、すでに人気のインフルエンサーやタレントなどがライバーになるのも近い将来あると思っています」
もとかの 「もしこれからインフルエンサーになりたいって人がいたら、先にライブ配信をやった方がいいと思っています。ゆうこすさんもさっきおっしゃっていた通り、コアなファンを作るのは絶対に大事!」
ゆうこす 「もとかのちゃんが何人かライバーをインフルエンサーとして育ててみるのはどう?」
もとかの 「え、いいんですか? けど私と同じような感じでいいのであれば絶対に育てられます(笑)。本当にやりたい子がいれば、一緒に頑張ろうって言うことはできると思います」
──これからやってみたいことや課題ってありますか?
ゆうこす 「私はライバー業界をいかに広めていくかが課題ですね。こんなにいい職業ってないんだからもっと広まったらいいのに、という葛藤のもと、こうやって雑誌を出したりいろんなイベントをやったりして普及していけたらといいなと思ってます」
もとかの 「私はピラティスをやりたいです! 資格なども取ってピラティス配信とかしたいです」
ゆうこす 「いいね! 321ピラティス部作るか!」
もとかの 「オンラインピラティス教室開きたいです(笑)」
ゆうこす 「ライバーはみんなお家にいることが多くて運動不足だと思うから、すごくいいと思う」
もとかの 「ゆくゆくはオンラインだけでなく、リアルイベントとかもやってみたいです!」
──まだまだ可能性に溢れたライブ配信の世界。
勇気を出してえいっと飛び込んでみたら新たな道が開けるかもしれませんね!
>>前編はこちら
それぞれがライブ配信について語ってくれています!要チェック!
※本記事はnewme Vol.1より転載しています
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もとかの
2002年1月29日生まれ。現役OL、TikToker。本名である橋本香音の名前の間をとって「もとかの」。そのインパクトあるネーミングや女子大生ならではの自然な姿が、同世代から人気。ライバーとしても活躍中。SNS総フォロワー数は約100万人以上。

ゆうこす
1994年、福岡県生まれ。アイドルグループを脱退後ニート生活を送るも、自己プロデュースを開始し、「モテクリエイター」という新しい肩書で株式会社KOSを起業。現在はタレント、モデル、SNS アドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとして活躍中。InstagramやYoutubeチャンネルで紹介するコスメなどが完売するなどの影響力を持ち、SNS総フォロワーは200万人以上。