この企画は、321に所属するライバーにフォーカスし、配信の世界で光を放つ存在たちを紹介する連載企画。
普段はなかなか聞けない、彼らの素顔や想いをたっぷりお届けします！
今回インタビューしたのは、【AYA】さん。
シンガーとしての活動を続けながら、母としての日常も大切にし、ライブ配信を通じてリスナーとのつながりを広げています。今回は“音楽と配信が生む新しい出会い”と“家庭と夢を両立するリアル”に焦点を当てて、お話を伺いました。

──まずは自己紹介をお願いします！

「【AYA】といいます。元々シンガー活動をしていて、配信でもオリジナルソングやカバーソングを歌っています。現在は1児の母で、子育てをしながら毎日配信も頑張っています。自分の作った曲を聴いてもらえるのはもちろん、歌を通じて誰かの気持ちを少しでも動かせたらいいなと思って活動しています。」

──配信を始めたきっかけは？

「アーティストの先輩に誘ってもらったのが最初でした。別のアプリから始めたのですが、そのサービスが終了してしまって、しばらくは“時々配信”をする程度でしたね。本気になったのはコロナ禍です。家にいる時間が増える中で、“配信を続けることで新しい出会いが生まれる”と実感したんです。新しいお客さんが私の曲を聴いてくれる、仲間ができる、お仕事としての広がりも見えてくる。その魅力に気づいてから、真剣に取り組むようになりました。」

──リアルの音楽活動との行き来はありますか？

「ありますね。昔からライブ会場に来てくださっていた方が配信を覗いてくれることもあれば、逆に配信で出会った方が“リアルで聴きたい”と会場に来てくれることもあります。特に『Pococha』では音楽好きのリスナーさんが多く、実際のライブにつながるご縁も多かったです。
最近は321の仲間と組んで“321 Rock on LIVE”に出演させてもらったのですが、そこで初めて出会った方も多く、会場は大盛り上がり。お客さんがとにかく盛り上げ上手で、音楽を心から楽しんでくれているのが伝わってきて、すごく幸せでした。」

──配信で直面した悩みや、乗り越えた経験は？

「最初にぶつかったのは“時間の壁”です。当時はネイリストの仕事と音楽と配信を同時に抱えていて、理想の配信時間が確保できずに悩みました。今は子どもが保育園に行っている間を中心に配信していますが、夜泣きや体調不良で急にスケジュールが崩れることもあるんです。
だからこそ、“自分が頑張れる時間に集中して配信する”ことを心がけています。『Pococha』のメーターは確かに厳しいですが、小さな目標を積み重ねてクリアするようにして、少しずつ前へ進むようにしています。最近は久しぶりにA帯に復帰できて、本当に支えてくれたリスナーさんに感謝しています。」

──メーターへの向き合い方は？

「配信は楽しむのが第一です。ただ“楽しいだけ”で終わらせず、そこでちゃんと結果を残したい。だらだらと配信して“今日はメーターが全然できなかったね”というのは嫌なので、“この時間でここまで頑張る”と決めて取り組んでいます。
一方で、メーターの話ばかりだとリスナーさんも疲れてしまうかと思います。思うようにいかず悩む事もありますが、“楽しみながら結果も出す”両立を目指し試行錯誤しています。」

──お休みの日はどんな過ごし方をしていますか？

「休みの日は家族と過ごす時間が多いです。夫の休みと重なれば家族で出かけますし、子どもが今すごく走り回りたい時期なので、楽しく遊べる公園を探して連れて行ったりしています。SNSを見て“こんなところがあるんだ！”と新しい場所を見つけるのも楽しみのひとつですね。最近は子どもに優しい施設も増えていて、どこに行こうか選ぶのが大変なくらいです。」

──リスナーに向けてメッセージをお願いします！

「私はいつも“楽しい歌枠”を届けたいと思っていますが、正直に気持ちを出してしまうタイプなので、時には苦しい姿や弱さを見せてしまうこともあります。それでも変わらず応援し続けてくれるファミリーやリスナーのみなさんには感謝しかありません。
新しく知ってくださる方との出会いもあって、また夢に一歩近づくことができています。これからもライバーとしてもシンガーとしても成長し続けたいので、ぜひ一緒に歩んでいただけたら嬉しいです。」

💡 編集後記

【AYA】さんの配信には、母としての生活感と、シンガーとしての夢が同居していました。時間の制約や家庭の事情で思うように動けない日もあるからこそ、“限られた時間に全力を注ぐ”という強さがにじみます。
リアルと配信を行き来しながら、出会いが循環していく姿は“ライバーだからこそ描ける新しい音楽活動のかたち”だと感じました。