“じゃあ自分はどうなんだろう?”と思った瞬間が、始まりだった ── “会社員のjun”スペシャルインタビュー
きっかけは、シェアハウスの友達
「正直、お世辞にも上手くはなかったからなんです。」
とても言いづらそうに口を開いたのは、歌ライバーとして活動する会社員のjunさん。
ライブ配信を始めたきっかけは、意外にも、日常の中の小さな違和感だった。
当時、シェアハウスで暮らしていた会社員のjunさん。ある日、同居人が「プロデビューした」と話し、実際に歌を聴いてみたところ──
「正直、“あ、うん……”ってなってしまって(笑)。でも、行動を起こした人を行動もしていない人が否定するのは違うなと思ったんです。」
そこでふと湧いたのが、“じゃあ自分の歌は、どこまで通用するんだろう?”という疑問。
仕事をしながら、現実的に挑戦できるものを探して見つけたのが、ライブ配信だった。
歌う場所として、ライブハウスやイベント出演など、選択肢はいくつもあったが、それでもjunさんが選んだのは“家から始められる”ライブ配信。
「ライブハウスって、勝手にクラブみたいなイメージがあって怖くて(笑)。行ったこともなかったので、選択肢に入らなかったですね。」
機材も少なく、まずは“やってみる”ことができる。その手軽さが、彼の背中を押した。
「思っていたより、うまくいった」最初の10日間
実際に配信を始めてみると、意外な手応えがあった。
「始めて10日でC帯に行かせてもらって。月給5万円って考えたら、カラオケはお金払って歌うのに、ライブ配信は“歌ってお金をもらえる”って、すごいなって思いました。」
順調なスタート。
その理由を聞くと、会社員のjunさんは迷いなくこう答える。
「運です。完全に。」
「たまたま、私の歌声が好きな人が見つけてくれただけ。今思えば、完全にビギナーズラックでした。」

配信を始めて間もない頃のアイコンです。ゴールドルーキーということで少し浮かれています笑
それでも、活動を長く続けられている理由がある。会社員のjunさんが何より大切にしているのは、「感謝」。
来てくれたことは“当たり前じゃない”
「ありがとう」を心から伝えられているか
「またね」を笑顔で言えているか
この積み重ねが、リスナーとの関係をつくってきたと彼は語った。
差別化は「メモ」にあり
歌ライバーは多い。
その中でjunさんが意識しているのは、リスナー一人ひとりへの向き合い方。
「iPhoneのメモに、“この人はこのアーティストが好き”、“特にこの曲が好き”って全部書いてます。」

リスナーごとの好きなアーティスト及び曲のメモ書きです。常に見返せるようにしています。
嬉しい日には明るい曲を。落ち込んでいる日はバラードを。
“聞かなくても、その人に合った一曲を選べる”ことが、会社員のjunさんなりの差別化だ。
兼業ライバーという選択
会社員として働きながら、ライバーを続ける。
「正直、めちゃくちゃ大変です。」
それでも会社員のjunさんが兼業というスタイルを選び続ける理由は、はっきりしている。
ひとつは、“生活が破綻しない”という安心感。
ライバー一本では得られにくい、最低限の安定があるからこそ、配信そのものに向き合える。
そしてもうひとつが、「兼業なのに、上に行く」という唯一無二のストーリーだ。
「専業で上を目指すのは、ある意味“王道”。でも、仕事をしながら結果を出すのは、やっている人にしかできない。」
その難しさも含めて、“挑む価値がある”。会社員のjunさんにとって、兼業ライバーという選択は、自分自身を奮い立たせ続けるための原動力になっている。
これからライバーを始めようか迷っている人へ、junさんはこう伝える。
「“兼業だから大変”と考えるより、“兼業だからこそ、どこが強みになるのか”を考えてほしい。」
会社員として働く中で身につけたスキルは、実はそのままライバー活動にも生かすことができる。
たとえば、活動状況をExcelやパワーポイントで整理し、数字や進捗を“見える化”する力。
配信内容や結果を資料としてまとめ、客観的に振り返る力。
そしてChatGPTなどのツールを活用し、効率よく考え、動く力。
こうした積み重ねは、配信だけに集中してきた専業ライバーにはない“引き出し”になる。
「兼業だから不利」なのではなく、“兼業だからこそ持てる武器がある”。会社員のjunさんは、その可能性を、自身の活動で証明し続けている。

月次報告書です。月間の成績を見える化し、今後に活かせるよう振り返りしています。
正しいライバー像を、もっと建設的に

現在、junさんは本業で研修講師も務めている。だからこそ、ライブ配信業界に対して思うことがある。
「ライブ配信って、どういう業界で、どう活動するのが理想なのか。それをちゃんと建設的に話せる人が、もっと必要だと思っています。」
感覚論だけではなく、理論として伝える。誤解を生まない“正しいライバー像”を広げていくことも、会社員のjunさんのひとつの目標だ。
インタビューの最後、ライバーへの挑戦を迷っている人への言葉を聞くと、会社員のjunさんは静かに、でも力強くこう言った。
「人生、やりきっていますか?」
人に貢献できている実感。
誰かの時間を、少しだけ明るくできること。
それを感じられる場所が、ライブ配信には、確かにある。
会社員でも、歌が好きでも、理論派でもいい。“兼業だからこそ描ける物語”は、きっとある。

会社員のjun
【夢を追っています!】 1人でも多くの人の心を動かせるようなプロの歌手を目指して、日々真剣に配信をしています。 共に夢を追いかけてくれる人と出会えたら嬉しいです。枠の温かい雰囲気が自慢です!😊

































































